すっかり暖かくなった今日この頃。
ふと気づけばそろそろ木蓮が咲きそうです。
木蓮はつぼみの先が必ず北を向くので、方向を示す植物すなわち、
「コンパスフラワー」とも呼ばれているそうです。
花言葉は「自然への愛」、「持続性」 だそうです。
バヌアツでの超大型サイクロン被害が心配ですが、
この花言葉は昨今の温暖化などの自然環境破壊が進む世の中にピッタリ。
木蓮の花々を愛でながら地球環境や他の生き物たちとの共生、
これから先の人類の進むべき方向、そして自分に出来ることについて
考えてみたいですね。
自動車の世界でも最近はエコカーが流行っていますが、
単に燃費が良いだけでは物足りない･･･ というニーズもあります。
そこで・・・ こんなクルマ。 ” スズキ アルト ターボ RS ” の登場です！
最初に普通のアルトを見たときには、”随分と個性的なクルマだな～”
と感じましたが、見慣れてくるとこの強烈な個性が癖になる？！ ようで
特にこの ”ターボ RS” は渋かっこ良いと感じてきました。
年初の東京オートサロンにもコンセプトカーとして出展されていました。
イメージは殆ど変わらないです。RSの文字がカッコいい！！
メガネをモチーフとしたヘッドライト周り。
ノーマルとは異なる意匠です。
サイドビュー：主張のある骨太デザイン。
15インチの専用デザインアルミホイールに
ブリジストンが専用に設計した POTENZA RE050 タイヤを履きこなします。
リヤフェンダーやテールランプが個性的です。
自分のお気に入りは このエンブレム！ 字体が渋い。
インテリアは黒基調に赤の刺し色。
本革ハンドルには赤のステッチがあしらわれています。
このクルマは AGS と言って、5速マニュアルミッションを
電子制御したオートマです？！
実際に試乗してみましたが、このオートマはかなり癖があります。
アクセルを踏みっぱなしで加速をすると変速時のもたつきを感じますが、
マニュアルのクルマを運転する感覚で変速時にアクセルを緩めると
気持ちよくスムーズに変速して行きます。
また、改良を重ねた高効率ターボエンジンは溢れる力感がありながらも、
自然吸気エンジンのようにスムーズです。
乗り味は正直固めです。裏通りの不整路面ではごつごつ感がありますが、
表通りでは特に硬さを意識することはありません。
後に同じ道をノーマルのミライースで通ったので乗り味を感じてみましたが、
タイヤやブッシュで衝撃を吸収する分だけ、逆にブレのような余計な振動を
多く感じてしまいます。（集中してみたらチョット酔いました。車酔いですよ。）
今日、ご試乗頂いたお客様（マニュアル車歴有のプロのドライバーさん）は
AGSオートマはマニュアル車の感覚で… との説明に、違和感無く乗れるとの
ご評価を頂きました。また、乗り味は硬いけどエンジンが静かでパワーも十分
とお気に入り頂きご注文を頂戴しました。 ありがとうございます！
クルマに燃費性能が求められる時代ですが、それだけでは物足りない。
それに加えて唯一不二の個性があると、クルマはもっと楽しくなる！
そう感じさせるクルマでした。
