車検 八千代の太洋自動車整備工場 > 堀田イズム
このクルマです。
ゴルフGTi。
6代目のゴルフで、世界の自動車メーカーが前輪駆動車のベンチマークとするほどのクルマです。
ドアの開閉やちょっとした試運転だけで、がっちりとした乗り味にボディや足回りの作りの良さを感じます。
欲しいなぁ〜。
ただ、、故障はします(笑)。
入庫した日が雨で湿度が高く、あちこちで結露してしまうような天候のため、「漏れ」とも「自然消耗」とも判断がつきにくい程度に「冷却水の減少」が認められましたので、ぐるっと水回りを点検し、上限まで成分補充材を補充し、車検の前後の試運転の後も異常がないことを確認の上、納車しました。
もちろん、状況と考えられるリスクをお伝えし、過剰な整備によるムダな出費にならないよう、一度様子をみていただくことにしたのですが・・
翌日、、駐車場に漏れじみをお客様が発見。
その後、冷却水量の警告ランプが点灯したとのことで、再度の入庫となりました。
(一度で完了できず申し訳ありません・・)
改めて加圧してみましたが、相変わらず明確な「漏れ」が認められず、少し時間を置いてみたところ、やはりクルマの下に「漏れじみ」ができていました!!
よくよく探ってみると、実は「ウォーターポンプ」から水漏れが発生していることを発見!!
日本車の場合、このウォーターポンプは金属でできています。
それでも漏れが起きることがあるのに、このゴルフは、経年劣化とともに加水分解するプラスティック(樹脂)製です。
なんとも外車らしいところです。
タイミングベルト搭載車の場合、自動車メーカーが推奨するベルト交換時期は10年・10万km程度で、多くの場合、交換作業料金の節約のため、ベルト交換と同時にウォーターポンプも交換することが多いです。
このゴルフはまだ走行距離が4万キロ程度でしたが、ウォーターポンプと周辺の劣化した部品も同時に交換し、試運転+再点検でようやく無事納車となりました。
普段、見慣れている日本車の常識では考えらないことが外車では起こります。
先入観や常識にとらわれ過ぎないよう、感性や技術を磨くことを痛感したケースでした。
私、堀田の愛車は、1989年生まれの日産スカイラインGT-R。
クルマ好きの人には、「R32」などと呼ばれるクルマで、既に25年間走り続けています。
先日も、富士スピードウェイの走行会に参加して、思いっきり走らせてきたところです。
通常走行ではありえないくらい温度が上がり、表面のゴムが溶け出したタイヤの写真からもおわかりの通り、サーキットでの全開走行はクルマに大変な負荷がかかります。
最も過酷な状況ともいえます。
充分に整備しておかないと簡単に壊れてしまいます。
だから、走行前、走行後にはしっかりと整備します。
思いっきりクルマを走らせるためには【整備】が絶対欠かせない。
安心して車に乗っていただくために【整備】がある。
そして、自分は、【整備のプロ】である。
それを自分自身で体感し、体と頭に刻み込むためのサーキット走行なのです!!
と、【走るためだけ】にわざわざ遠方まで出かけることに少しだけ、言い訳させてもらってます(笑)。
実用性や燃費などを満足させるだけでお客様をつかむことはもうできない時代のようです。
特に今売れまくっている軽自動車を見ればそのことがよくわかります。
軽自動車は、優れた実用性と経済性を全面に売りだすことで多くのお客様を獲得してきました。
でも、今の軽自動車はどうでしょう?
既に100万円を越える軽自動車はぜんぜんめずらしくありません。
それにどうでしょう?
など、実用性や経済性の枠を飛び越えて、ものすごく個性的で魅力あるクルマに仕上がっています。
どの軽自動車も1台1台がキラ星のように輝いていますよね。
そんな中、今、私が一番興味をもって注目しているのがこれ!
スズキハスラーです。
特にこのコンセプトカーが渋くていいなぁ〜。
ハスラーは、2014年のRJCカーオブザイヤーも受賞するほど魅力的なクルマです。
特に、紅白のツートンがめでたい「ハスラーJスタイル」には妻ともども注目しています!
実用性も経済性も満足させた上で、こうした際立つ個性をもったクルマがたくさん誕生することで、日本の経済が活性化することを期待しています。
一級を含む自動車整備士の資格試験制度は昭和26年に制定されました。
にも関わらず、一級自動車整備士試験だけ、ずーーーーっと実施されてきませんでした。
一級自動車整備士という資格はあるのに、それを取得するための試験は行われていなかったんです。
そして、資格が制定されて、なんと半世紀以上も経過した平成14年、日本で初めての一級整備士試験が実施されました。
それまで50年以上もの間、資格はあっても資格取得車はゼロというわけわかんない状態が続いていたんですね。
『幻の一級』と言われる所以です。
私は、平成16年度試験にて合格することができました。
合格率は、学科2.1%、口述8.5%、実技試験52.8%で最終合格率は0.09%という狭き門でした。
クルマはどんどん進化します。
ハイブリッド車、電気自動車、燃料電池車など、一昔前にはずっと未来に思えたことが実現していきます。
クルマ好きにはわくわくする時代の到来とともに、自動車整備士の勉強の日々はこれからも続きます。
『整備』のクオリティーにこだわりたいと思います。
使用環境、使用状況が異なる1台1台のクルマに最も適した『整備』を実施したいと考えています。
そのために、お客様の言葉に耳を傾け、クルマの動作を五感で感じ取り、コンピューター診断機やマイクロスコープをはじめとした精密機器を駆使します。
そして何より、そのクルマをご利用になるお客様をイメージすることを大切にしています。
どんなふうに使われているのだろう、とか、クルマに何を望まれているんだろう、とか。
だから、整備士は、お客様と近いほうががいい。
お客様と整備士、お互いの顔が見える関係でいたい。
そんなふうに考えています。
クルマを整備するのはロボットではありません。
昔も今も、整備士の手なのです。
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