今日は自動車整備技術研修で
千葉日産に行ってきました。
教材の車はいま話題のノート e-power 。
電気自動車のリーフと同じモーターを搭載し、エンジンで発電しながら走る電気自動車です 。
重たい電池の代わりに、小さな電池と発電用のエンジンを積んで走る。コロンブスの卵的な発想ですが、バランスの取れた実用的な車だと思います。
現に今、日産で一番売れてる車…
それは、ノートe-powerです。
座学でモーター制御などについて一通り学んだあと、 いよいよ実車とご対面。
実物を前にイロイロ質問しながら楽しい時を過ごすことが出来ました~
✨
以下、興味のある方のみお読みください。
トヨタのハイブリッド車ではモーターとジェネレータ(発電機)が動力分割機構を挟んで直列に並んでいますが、 日産の場合は モーターとジェネレーターがそれぞれ独立して並列に並んでいます。
トヨタの特許の壁を並列化することで越えた感じですが、 やはりスマートのはトヨタのシステムだと思います。
そうそう、 この車のエコモードではアクセル一つでブレーキを使わない走行ができます。
ちょうど 遊園地のゴーカートの様なものですが、使い慣れると便利じゃないかな🎵と感じました。
またこの車は運転席と助手席のシートの下に小型の駆動用バッテリーを載せています。
モーターは防水ではないので、万が一水が入ると 大変なことになってしまいそうな気がします。
さらに、バッテリー冷却空気の取り入れ口が、運転席&助手席のシートとドアの間の床面にあります。 例えば、お掃除用のタオルをシート脇に置いておくと… バッテリー冷却ができず故障の原因となります。
あと、リアサスペンションに付いた、得体の知れない銀色の物体?!
これはマスダンパーと言って 後ろのブレーキの 共振音を減衰させます。
ところで 最近の車はどのメーカーもスペアタイヤを積まずに パンク応急修理キット積んでいます 。
実はこのパンク修理キット、使うと厄介です~😅
特殊な溶剤をタイヤの中に入れてパンクを止めるのですが、1本7000円するこの溶剤 実はタイヤを中側から少し溶かして穴を塞ぎます。
応急処置でたどり着いたその先で…
パンク修理は効きません~😲
タイヤは交換が必須です。
修理材+タイヤ… 結構な出費です。
因みにこのパンク修理剤、発煙筒と同じで
定期的な交換が必要です。
最後に… この試乗車、早くも足回りで錆びている部品があります… 日産に限ったことではないですが、必要のないところには塗装もしない。
最近、そんな車が増えています。
見えない所だしコストを節約したいと言うのはよくわかりますが… やはり愛車が錆びてるのを見るのは寂しいものです。
今日は色々な発見や気づきがあって
とてもためになる一日でした。
以上