今日は3月11日。
忘れもしない東日本大震災から 今日で5年。
もう5年、まだ5年、でも5年。
世間では5年でひと区切りとか、5年の節目とか言いますが…
実際、どうなのでしょうか?
実は毎年この時期に合わせて、岩手の同業の仲間たちに花を送っています。
まだ寒い冬であろう東北に 一足早く訪れた千葉の春を届けることで、
必ず訪れる春、心からの復興への希望を感じて欲しい! との思いから。
自分も当初、5年目まではと思っていたのですが…
実は、悩み中です(^^;)
大きな街でのインフラの復興は、大なり小なりそれなりに進んでいるようですが、
ひとりひとりの生活に目を向けると、経済的に以前の生活に近づいている人がいる一方で、
家族や家や仕事を失い、以前苦しいままの方も大勢います。
今なお17万人も方々が避難生活を送っており、うち10万人は福島の方々。
福島の皆さんには以前としてたくさんの苦労が続いているのではないかと思います。
ましてや、みんなが幸せだと感じられるような、こころからの復興は未だ道半ばではないかと。
震災直後は、絆とか、省エネとか、脱原発とか…
震災後はみんなが自らの生活や日本の将来について真剣に考えていたはず。
最近は、水害や噴火など様々な自然災害が頻発しています。
また、安倍のミクスだとか、安保法制だとか、オリンピックだとか…
あまりにイロイロなことがありすぎて、東日本大震災の記憶が薄れ、
震災が過去の出来事として片づけられてしまいそうで心配です。
それは、震災を忘れないこと。
被災地の今を現実を知ること。
そして、被災地を想い、
人々の心に寄り添うこと。
自分自身、ものすごく素晴らしいことが出来る訳ではありませんが、
最後のひとりが立ち上がるその日を目指して、自らに何が出来るかを問い続けたい。
そう、思います。
しばらくぶりのブログですが、今日はどうしても書いておきたかったのです。
年末年始からかなり忙しかったり、書くべき記事の内容やスタイルで悩んだり。
ブログを書くのもなかなか大変ですが、自分らしく自分の書きたいことを
書いてゆこうと思います。 ㈱太洋自動車整備工場 堀田 聡