”電子制御のかたまり” である現代のクルマ。
弄れないし、クルマがつまらなくなった… とも、 言われますが~
今日は、クルマをより楽しく! そんな話で~す。
エンジンから、オートマ、パワステ、ブレーキ、安全装置はもちろん、
エアコンや、ナビに至るまで。すべてが電気仕掛けの現代の自動車。
もはや、電子制御無しでは成り立ちません。
その、制御コンピューターに若干の細工、或いは電子パーツを追加をすることで、
(プログラムの書き換えや、センサー信号の変換など)
クルマのパフォーマンス(動力性能やフィーリング)をUPすることが出来ます。
特に、ターボ車は加給圧のUPによって大きな性能向上が図れます。
今日、ハスラー(ターボ)に装着したのは… RaceChipOne
軽自動車のパワーは自主規制の関係で 64PS/95Nm ですが、
RaceChipを装着することで、なんと! 79PS/114Nm にUPするとのこと。
RaceChipはいわゆる ”サブコンピューター” といわれるもので、
エンジン制御回路に追加することで、主に過給圧などの信号を変換して(点火時期は制御無し)
(純正コンピューターおよびエンジンシステムの許容範囲において)
エンジンパワーやトルクを向上させることが出来ます。
(RaceChipはドイツのメーカーで、ドイツ本国では燃費の向上が表記されていますが、
日本国内に於いては公的機関による試験がされていないので、燃費には記述しません。)
こんな、箱を開けると… ⇒ これが本体です。
アジアの大陸ではなく、反対側のヨーロッパの大陸、ドイツ製です。
取付は付属の配線を過給圧センサー部分に割り込ませるだけで、とても簡単。
とはいえ、カプラーの密着性をUPするためにシリコンルブを塗布したり、
エンジンが振動した際に配線が引っ張られないように取り回しや固定を工夫したり、
念の為に雨除けカバーを追加したり… ちょっとした気配りも必要です。
(途中、専用カプラーにて接続の確認。 その際に関係の無いブレーキ系統の警告ランプが
点灯しましたが、コンピューター診断機で確認するも異常なし。 完成後のテストでも
点灯はしていなかったので、 非常ブレーキのOFFスイッチを押してしまっただけなのかも。)
そして… 装着後の試運転。 街乗りだけですが、明らかに低回転からパワーが出ています。
(ブーストの立ち上がりが早く、若干過給音が大きくなり、迫力が増しているかな。)
何はともあれ、クルマにのメカニズムやチューニングに対してのドライバーの基礎知識が不足している現代で、
詳しい知識を求められることなく、リーズナブルに性能向上が図れる RaceChip。 正直、ありかも!
エンジンオイルやプラグなど、メンテナンスがされた健康なエンジン状態が必須なのは言うまでもありません。
出来れば、エンジンオイルは化学合成オイル等の高性能オイルを使用すると、より安心です。
これをきっかけにクルマのメカニズムやチューニング理論に興味を持ってもらうと、さらに安心です(笑)
この RaceChip をあなたのクルマにも。
ミニやワーゲンBMWやベンツ・・・等の 外車 はもちろん、
スバルやニッサン(GT-Rも!)、トヨタ・・・等の 国産車、
そのほかにもディーゼルターボエンジンのハイエースやキャラバンなど…
様々なクルマに設定があります。
ちなみに、太洋自動車は Race Chip Japan PRO SHOP です(笑)