忙しさにかまけて久しぶりのブログ更新です(^^; ということで、今日は平昌オリンピックの閉会式。
今回のオリンピックでは日本選手が冬季オリンピック史上最多のメダルを獲得したことが話題となりましたが、
自分的には日本選手や世界の選手たちの頑張る姿やチームワーク、そしてオリンピアとしての振る舞いに心動かされました。
表舞台で活躍する選手の姿に、卓越した技術や能力、人柄ばかりでなく、 その陰にある、人知れぬ努力や、支えてくれる人たち… それぞれのストーリー。 そのすべてが、見るものの心を揺さぶるのではないでしょうか。
クルマでも、外見の美しさや実用性は大切ですが、設計・製作者、そして持ち主のそのクルマへの思い、
もちろん、しっかりとしたメンテナンス(整備)が大切であることは言うまでもありません。 ちょっと無理矢理(笑)
先日、整備振興会の研修会でAKEBONOブレーキさんより講師を招き、ブレーキについて学ぶことが出来ました。
ブレーキを取り巻く社会情勢や、ブレーキの流行、日本車とヨーロッパ車の違い、ブレーキの素材・製造、
ブレーキ鳴きのメカニズムや対処方法、メンテナンスなど…
今まで知っていたことも含めて新たに確認したり、知識を深めたり、考えたりするとても良い機会となりました。
折角なので、自分なりにオススメなポイントをいくつか紹介します。
★ ブレーキパッドが減ると摩耗スピードが早まる : 熱容量が少なくなるので温度が上がり摩耗する。
⇒ 新品10㎜程ですが、残量4㎜以下になるとより減りやすく、また鳴き音も出やすくなるので、
早めの交換がオススメです。
★ 乗っても乗らなくてもブレーキパッドやローターは摩耗する?! :
⇒ ブレーキパッドは乗ったら摩耗するものですが、乗らなくてローターに生じた錆が鳴きや偏摩耗の原因となります。
車検時などの定期的なメンテナンスが鳴き音や偏摩耗を防ぎます。
★ ブレーキキャリパーのオーバーホール!
⇒ ブレーキパッドを油圧の力で押し出すブレーキキャリパーのゴム部品が劣化して硬化するとブレーキ引きずりの原因に。
7年~9年を目途にキャリパーオーバーホールすることがオススメです。
(時々、錆でキャリパーが固着しているクルマもあります。)
★★★ 定期的なブレーキメンテナンスで 鳴きの無い快適で、しっかり効く安心なブレーキを保てます。★★★
先日車検入庫した車両(ずっと〇ィーラーで整備)について。
フロントディスクブレーキ
あまりメンテナンスされていなかったようで、摩耗による外周部分の錆や摺動面の変質があります。
リヤドラムブレーキ
このクルマはそれ程ではありませんが、ノーメンテでバックプレートが錆て偏摩耗するクルマもあります。
ホイルシリンダー内部は錆びてブレーキフルードが滲んでいます。
〇ッサンは鉄製シリンダーが多く、5年目で錆が出て、7年交換です。
昔は内部部品を車検ごとにオーバーホールが指定されていましたが、
今は経験年数の少ないメカニックでも簡単なシリンダー交換が前提です。
まず、コスト最優先の現代の自動車メーカーのクルマの作りは非常に残念ですが、
一方で一部ディーラーや格安車検業者のような、製造コストや労働生産性を優先したり、
新車への代替を前提とするような、メンテナンスに疑問を感じます。
先日、30数年ぶりの同窓会での話ですが…
A:私のクルマ気に入っているけど、大分古くなってきて〇ィーラーに行くたびに代替を勧められるのよ~
B:(自分)整備していればまだまだ乗れるよ。気に入っているなら大きな故障が出るまでは大事に乗ったら~
C:(とあるディーラー工場長さん)クルマは永久に乗れる物じゃないしね~ 代替えも考えたら♪ Fit いい車だよ!
と言った話で盛り上がりました。 何が正解かは自分には判りません(笑)
自分的には しっかりとしたメンテナンスで安心&安全で長く乗れるのが、
一番エコ(Economy&Ecology)だと、思っているのですが…
いかがでしょうか。
話は替わって…
昨年末導入した 全自動圧送循環式クリーニングモード搭載「トルコン太郎」ですが、お陰様で大反響&大活躍中です。
目に見えるキレイになってゆくオートマオイルの違いばかりでなく、走りの違いを感じること(個人の主観による)も
大人気の理由だと思います。 次はあなたのクルマで体感してみませんか!(笑)