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自転車選び!? と クルマ選び!!

2016/09/19

自転車選びって… 疲れますね!?

先日、ようやく自転車を買い換えました。


パンクと経年劣化をきっかけに考え始めて半年以上。 

こんなにも長らく考えることになるとは思いませんでした。

今までの自転車はかれこれ15年! 結構長持ちしたと思います。

街の自転車屋さんで買ったミヤタのアルミフレームモデル。

ホームセンターの安い自転車もありましたが、長く使うことを考えて、

ちょっとばかり良いものを!と選んだ自転車でした。

もちろん、途中でタイヤ交換やサドル交換、スタンド交換など、

いろいろと手を加えてはいますが、大きな問題も無く活躍してくれました。

実は当初、修理のつもりでした。 

タイヤ&チューブ交換。せっかくだから、錆びたスタンドも、割れかかったサドルも・・・

錆びているハブや変速機、ハンドル付け根、ライトも!

と、インターネットで部品を選び発注前に気づけば、 な、なんと軽く3万円を超えています。

新しい自転車が買えそうな値段で、妻も新車が欲しい! と

いうことで、長~い自転車選びがスタートしました。


若い頃は自転車にも興味があって、ちょっとは拘った自転車に乗っていたのですが、

変なこだわりも再燃です?!

Canondalle super V700 custom 20年以上も昔の自転車です。(今は弟が使用)


最初に… 行ったのは・・・ あさ〇サイクル。

大手の自転車量販店でここに行けばお気に入りの一台が見つかる!と思ったのですが。

ぱっと見、お洒落っぽい感じはするものの、いまひとつ野暮ったい感じで、

溶接の仕上げや使っている各パーツの質感など、コストダウン感満載。

(以後の写真は順不同のイメージ写真です)

以前、(自分でやるのが面倒だったので)パンク修理を出しに行って、

タイヤ&チューブの交換及びリムの振れ調整(全部で1万円ほど)をしてもらいましたが、

リムの振れが全然改善していなかった… という良くない印象もあり、

あさ〇サイクルでの購入は見送りました。

そして… ロ〇ヤルホームセンター、ジョイ〇ル本田も眺めてみましたが…

こちらも日本の2流メーカーブランドの海外OEM製造品(主に中国)ばかりで、

しかも、ロ〇ヤルホームセンターの展示車両はペダルを逆回転させたときの過大な抵抗を感じます。

双方共に組み立て技術者(定年後のパートおじさん?)の腕も?な感じ。

また、ジョイ〇ル本田で今回の自転車より後に買った母用の自転車(一応ブリジストン)は

新車のうちからペダルを踏み込んだ際にペダルの軸のズレを感じたり、

溶接が美しくなかったりして、今ではあちらこちらが錆びだらけになっています。

ブリジストンの高級な部類の自転車ではありませんが、4万円弱と決して安い値段の自転車では無かった筈なのに… 

ちょうどブリジストンが安売り自転車に対抗して海外OEM品の展開を始めた頃だったようです。

(今回買い替えた古い自転車のステンレスキャリアと取り換えてちょっとリフレッシュしました。)

それなら… 一流メーカー品の高級車をお得に買おう!と考えてみたのですが…

候補としては、ブリジストン ”アルベルト”、ミヤタの同様グレードも。


本当は… こんなのが欲しかった。ですが、明らかに予算オーバーです(笑)

その名は… ”プレミアムミヤタ” 物も良いですが、値段が物より高いとの評判も。


地元八千代台の小さな多店舗展開のセオ〇イクル、高津の頑固オヤジの自転車屋、

それに、東京は立石にある自転車屋さんにも お買い得車 を眺めに行ってきました。


いろいろと探し回る中で、考えが変わる出来事がありました。

それは… 高津の自転車屋さんの頑固オヤジさんに聞いた話。


ごめんください~

あんた何者~!? (に、睨んでる?!)

出来のよい自転車を探していて~ ミヤタとか扱ってないですか?

そんなの無いよ!? 見りゃ判るだろ!

は、はぁ~。

あんたクルマ屋かい。 クルマも自転車も同じじゃないか~

今は全部海外製の安物ばかりでろくなもん無いよ!

(詳しく話すと長くなりますので~割愛)

ブリジストンとかミヤタもですか?

そう、名前だけで作ってるのはみんな海外の下請け。

ちょっと良い部品使ってるかどうかだけだね。

安い自転車だらけで、何倍も高いメーカー品買う人は殆どいないね。

あんたも詳しいだろうから、並んでるのみりゃ判るだろ。

どれもこれも、作りが悪くてあんたのような詳しい人に自信もって勧められないよ・・・

と、話が深いところで盛り上がって数十分。 いろいろな見方を教わりました。


結局、メーカー品の如何を問わず、グレードの高いパーツを使ったある程度高いけれども

お買い得な自転車をいろいろと見て探して買いなさい! ということでした。 


以上のことから自分が自転車に求める条件(スペック)を考えてみました。

①丈夫そう。(ロングライフタイヤやステンレス部品など)

②自動ライト

③内装3段変速

④自立スタンド&リヤキャリア

⑤価格は3~4万円まで。


さすがに、探すのも疲れてきて今までの自転車を再度リフレッシュして使おうか…

なんて、思ったりした頃。 妻がカイ〇ズホームのチラシに特価の自転車を発見! 

お店で実物を見るとスペック的にもまあまあ。そして色や形も気に行ったようです。

(以前にも見ていた筈ですが…)

と、いうことでこの26インチモデルをお買い上げ! と申し込んだものの、

26インチは完売との後からの連絡で、やむおえず27インチですが購入しました!

(めでたし、めでたし?!)

で、その新車がどうだったか?! やはり、乗ってみないと分からないものだと感じました。

妻曰く、重い!

(アルミフレームではなく、27インチモデルだから?!)

自分的には、自動ライトが今ひとつ暗い。

(以前の改造ライトと比べて。加齢とともに明るさが必要)

坂道をスピードを出して下るときに不安感があり、手放し運転もしづらい(しませんが。)

(フレームの剛性(しなり)やディメンション(寸法)の設計レベルが低い?!)

なんだか、対錆性能が低そう。(スタンドスプリングに錆発生?!)

後日、コキコキと音がするのでチェーン調整に訪れましたが、何故かブレーキを緩めてくれました。

などなど。以前も自転車より低評価で、とても満点には程遠いですが…

まあ、75点(可)といったところでしょうか。


苦労して選んだ自転車ですから、これも何かの縁だと思って大事に長く使ってゆきたいと思います。


翻って、クルマ選びの場合はどうでしょうか?

クルマの場合、日本で買うクルマに限っては明らかなハズレは無いと思いますが、

用途やフィーリングの合う合わないなど、自転車以上に難しいと思います。


太洋自動車ではお得意様サービスとしてに新車の販売や仲介を行っています。

新車選びや値段交渉などのお手伝いをすることで末永くお付き合いを続けて頂ければとの願いからです。

今年の夏は、ソリオやフィットやハスラーをお勧めしてお買い求め頂きました。

自分で日頃から次のクルマについて考えて探している方を除いて、クルマ選びは大変です。

そんな時、ご相談頂ければいろいろなメーカーの様々な車種から一緒に考えたり紹介したり交渉したり…

お役に立ちます。 どうぞ一声かけてくださいね!


*** 追記 自転車を使い始めてわかったこと・・・ ***


新車(自転車)購入から2ヶ月が過ぎた頃。 思わぬ事態に遭遇しました。

それは・・・    まずは写真をご覧下さい。

写真を間違えた訳ではありません。  前出の新しく買った自転車です。

湿度が高く天候が不順だったこともあるとはいえ、”ちょっと酷いなぁ~” と

カイ〇ズホーム お客様相談室 に問い合わせてみました。

すると・・・

「雨の日にお使いになられましたか?」 ⇒ 「雨の日は徒歩で通勤です」

「自転車を外に置かれていますか?」 ⇒ 「マンションの周りを囲まれた屋根付き駐輪場です」

「日頃から油を塗ったり・磨いたり、お手入れをされていますか?」 ⇒ 「いいえ、買ったばかりなので・・・」

⇒ 「お手入れされていないということで錆びたのですね、鉄で出来ているモノなので致し方ありません」

あとは・・・ どう言っても、意味が無く、無理だということがよく分かりました。


きっと大手自転車メーカーの製品であれば、完成車両の使用経過もある程度は責任を持ってくれるのかもしれません。

今回はホームセンターのオリジナル品ということで、海外工場に外注して、あとは売るだけ。

海外工場は一二が無くて、とにかく低コスト! ということで、品質を犠牲にしたと思わざるを得ません。

今回の自転車選び、不本意ながら大変残念な結果となってしまいました。


値段も安く!品質も高く!というのは難しい世の中かもしれませんね。

翻って、自動車に関しても同じ様な部分があると思いました。

車をリフトアップして眺めていると様々な箇所がモジュール化(丸ごと交換)となり

シンプルになってコストダウンしており、なるほど頑張っているなと感心します。


その一方で、昔はさすが日本車!と思う高品質でしたが、

最近は下回りの防錆塗装が省略されて鉄部が剥き出しだったり、

油圧シリンダーがアルミ製から鋳鉄製に置き換わって耐久性が低くなったり、

アジア製のタイヤ&アルミホイールに替わって、大きなバランスウエイトが付いていたり・・・


それでも、最低限の部分は抑えているのが自動車です。

あくまでも消耗品! ということで必要以上の耐久性&高品質にはコストをかけない。

”世の中の流れ” と言ってしまえば一言で片付きますが・・・

最高を求めた結果として、物の価値や、品質・耐久性、そしてお客様の満足も高まる。

そして、技術革新や進化の原動力となるのではないでしょうか。

”1番じゃなくって、2番じゃダメなんですか?” ⇒ 僕はダメだと思います。




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