ラジオから流れるクリスマスソングが終わると新年はもうすぐ。今年も残すところあと僅かですね。
(写真は今話題?のウィルタネン彗星とスバル;記事とは無関係です。12/16いすみ市にて)
私事ですが、新年の年賀状の宛名の入力は完了しましたが、デザインが未だ出来ておらず…
今週は忙しくて手が付けられないので、週末の連休に年賀状用素材写真の撮影を企て中。(笑)
慌ただしいこの時期、どうか皆さん、師走の慌ただしさに風邪などひかぬようご注意ください。
話は替わりますが、クレジットカードで付与されるポイントはどこから出てくるのか? ご存知でしょうか。
既にご存知の方が多いとは思いますが、お店でクレジットカード決済(一括払い)をした代金はクレジットカード会社の手数料(大体、5%~3.5%位)を差し引いてお店に払われます。
「お店がサービスで払ってくれているのね!」一義的にはそうなりますが… その分の経費は商品やサービスの価格に上乗せされ、最終的にはお客様が払っていることになります。
先日、整備振興会の集まりで話をしていたのですが、とある大手工場では”クレジット価格は現金価格+5%”とのこと。一瞬、強気な設定だなぁと感じましたが、クレカ払いのお客様の手数料分を現金払いのお客様からも広く集めるのはある意味、不平等かもしれません。太洋自動車では損益分岐点ギリギリの価格設定で頑張っていますので、クレカを導入するには価格UPが必須かと。
利用する立場からすると現金を持ち歩かない利便性は確かにありますが、使う一番の動機はポイント付与にあると思います。クレジットカードで得をしたつもりが、実はクレジットカード会社を自らが養っている。それでは本末転倒なので太洋自動車ではこれからもクレカ払い導入はしないつもりですので、どうかご了承頂ければ幸いです。
ところで、安倍総理が消費税増税と共に行う施策で「キャッシュレス決済5%還元!」をご存知でしょうか? 自分個人的にはなんてふざけた施策なんだ!と感じています。現金に信用が無い中国ではキャッシュレス決済が主流となっているから~ということですが、無理矢理の導入は中小零細企業にとっては致命傷になりかねません。クレジットカード等の業界には多大なメリットがありますが、安倍さんの視線の先にあるのは… 献金?! 穿った見方をしてしまいます。(笑)
最近大きな還元額で話題だったPayPayやLinePayは今のところ導入キャンペーンで手数料無料なので検討しています。(詳細な契約条件次第ですが…)
また、消費税増税に伴う景気刺激策として車体課税の恒久的減税&使用への課税の検討が話題になっています。電気自動車などの新車購入の際にはメリットがあります(消費税は増税されます)が、そこで安くなった分は将来的にカーシェアリングやシェアライドなどの使用への課税を狙っているようです。 この税制改革で一番うれしいのは… もちろん使用者ではなく、自動車メーカー(政界の大スポンサー)かも。
間もなく平成の時代が終わり新しい時代へと変わってゆきますが、世の中どこに向かって行くのか全く想像がつきません。
そんな世の中、しっかりとした自分の考えをもって新しい時代の大海を渡ってゆきたいものですね!
大きく話は逸れますが、風呂場でそんなことを考えていて浮かんだのが、貪瞋痴(とんじんち)という言葉。
生命の最も根源的な三つの煩悩である貪[とん]瞋[じん]癡[ち]
①貪。貧欲のことで、むさぼり。②瞋。瞋恚[しんに]のことで、怒り。③癡。愚癡[ぐち]のことで、癡[おろ]か。
だそうですが、現代の世相や自らの行動に置き換え、自分自身に問いてみました。
①自分にとってのメリットばかりを追求しすぎて、いつしか損得だけが価値判断の基準になってはいないだろうか?
社会のために、地域の為に、家族のために、目の前のひとりのために… 行動出来ているだろうか。
②すぐに怒っていないか? 他者への許容・寛容の心は持っているか?
先ずは自分、家族が、いつしか地域が社会が世界が… 平和への第一歩。
③愚痴ばかり言っていないか? 正悪や世の中の裏表を見極められるだけの知恵を持っているだろうか?
正直なところ、自分はまだまだです。来年の課題です。(笑)