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またもや!(笑) 久しぶり~のブログ更新

2020/10/09

早いもので10月10日。

夏が過ぎ 風あざみ~♪ はとっくに遠くへ。すっかり秋ですね。

  

(写真は先日の村上緑地公園の彼岸花&佐倉ふるさと広場のコスモス)


56年前、昭和39年10月10日は 前回の東京オリンピックの開会式 だったそうです。

コロナ禍の影響で延期となったオリンピックですが、来年こそはコロナを乗り越えて

或いは共存して、無事に実施できることを願っています。


ブログ更新から遠ざかっていた理由(いい訳)を思うに… 

コロナ騒動で何となく不安定な気分だったり、虚無感を感じ、

書きたい気分にならなかったということではないかな。と感じています。

(ただ単に、筆不精という話も…(笑) ^^;)

コロナに関連してもうひとつ。

人から人に感染するのはウイルスだけではないそうです。

日本赤十字社の指摘では、新型コロナウイルスには「三つの感染症」があるとのこと。

 第一の感染症は「病気」。

 第二の感染症は「不安と恐れ」。

 第三の感染症は「嫌悪・偏見・差別」


東京医科歯科大学・藤原教授のお話

「感染症の不安の原因は「目に見えない」ことです。ゆえに、人は不安にかられると、

まずは特定の対象を「見える敵」とみなして嫌悪の対象とします。

そして嫌悪の対象を偏見・差別して遠ざけることで、つかの間の安心感を得ようとするのです。

特定の人や地域、職業に「危険」というレッテルを貼るから「登園拒否」や「ばい菌扱い」

が起こります。

この偏見・差別が進むと人々は分断され、自身が差別されることを避けるため感染を隠します。

そうすると、もはや誰が感染しているか分からなくなり、第一の感染症である「病気」が

拡大するという「負のスパイラル」に陥ります。」


病気が「身」を侵し、不安・恐怖が「心」を侵す。

さらには偏見・差別が「思想」までも侵してしまう。

とても困った問題ですね。


この問題を克服する為には、コロナウイルスや感染予防に関する対する

正しい知識を持って予防を実践し、コロナを正しく恐れること、

自分さえ良ければ~というエゴを捨てて他者へ対しての思いやりを持つことが

大切なのではないでしょうか。


今回のコロナ禍を通して明るみに出た、

人間が地球環境に対して多大な影響を与えているという事実。

環境と経済を両立しながら持続可能な未来をどう残すか?! 

という課題に於いても、人類&国家&個々の人間のエゴを捨てて

他者(世界の全ての人々や生き物)を思いやるといった点で、

同根ではないかと思います。


随分と話が脇道に逸れてしまいましたが、

しばらくぶりの投稿なので記録写真を見返してみました。

様々なお客様のいろいろな車が入庫していますが、

その中で思い出に残った車(整備)とは・・・!

やはり、大変だった車が記憶に残っています。


偶然3台並んだレガシィ。その手前のクルマ。

当初の電話では、ハブ(車軸軸受)異音とブレーキの引き摺りでしたが、

最終的には、せっかくの機会だからということで様々な箇所の

リフレッシュ&予防整備をご用命頂きました。

具体的には

前後ハブベアリング交換、前後ドライブシャフト交換、

ブレーキキャリパーオーバーホール(錆ブラスト除去・亜鉛メッキ塗装&ウレタン塗装)

オルタネーター交換(リビルト使用,年数&距離)、ベルトテンショナー・異音:交換、

燃料ポンプASSY交換(リビルト使用,年数&距離)、ヘッドカバーパッキン交換、

その他劣化や錆びたネジ類やOリング・鉄製パーツ・センサー・インシュレーターや

クリップ類同時交換などなど。詳しい方なら想像がつくかもしれませんが・・・

 

 ブレーキピストンの戻り不良&スライドピンの錆固着

 

 外した前後キャリパー  どうにかピストンを外すと…

 

 ドライバーの先端や真鍮ブラシなどを使い分けて錆落とし 

 

 スライドピンの相手側もスッキリ研磨。 メッキの剝れたピストン;要交換です。

 

 ブラストが完了した状態。錆が酷く、休日まる一日では全然・終わらず… 

 

 亜鉛メッキ塗料で下塗りの後、ウレタン塗料でメタリック&クリヤ塗装。

 

塗装後あらためて… ピストン&シール類を組んでゆきます。

 

 錆びたスライドピンは交換、グリスは防錆効果を期待してたっぷりと。

 

 後輪キャリパー、完成して取り付けた様子(内側からしか撮影していませんでした)

 

 ドライブシャフトは丸ごと交換リフレッシュ!

 

 随分と錆が酷い状態です。

 

スキーによく行かれるということで、ブレーキバックプレートもこのような状態。

真新しいハブ。左側が前後共に異音発生

 

レガシィの定期交換パーツ,燃料ポンプ

 

 オルタネーター(リビルト品使用)、ベルトプーリーも。

これ以外にも細かいところがいろいろありますが、長らくスキー通いに活躍している為、

結構錆が酷く固着などしており、想像以上にやりがいのある仕事でした。


お客様には長らくお待たせ致しましたが、生まれ変わったレガシィの快適な乗り心地に

より一層愛着が増した!という、嬉しいメールを頂きました!!

これからも、末永く可愛がって&活躍させて頂ければ幸いです。


そして、もうひとつ。錆について…

 


 

写真のように下回りは防錆処理をしない状態でのスキー場通いが重なり錆が多い状態です。

過去に他店で錆止め&防錆処理を施しているそうですが、ちょっと足りない部分も。

様々なクルマの錆状態をじっくり観察することでどこが弱いかということが見えてきます。


整備士として、何百台、何千台?!も下回りを眺めてきた経験から、どこが弱くて、

どこをどのように防錆するか。 日々研究です。


次回のブログでは「新型 ジムニーシエラ の ノックスドール施工&防錆」に関して

書いてゆきたいと思っています。 

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