只今、紅葉シーズン！ しばらく秋晴れのドライブ日和が続きましたが、
たまには秋（景色＆味覚＆芸術…）を探しにドライブに出かけてみませんか？
太洋自動車は千葉日産の協力工場組織”千晶会”のメンバーでして…
日頃より新車の販売や技術研修、技術相談などでお世話になっています。
(日産以外に、トヨタ・ホンダ・スバル・マツダ・スズキ・ダイハツなど … 新車、ご相談下さい！）
そんなご縁があって、夏頃から担当の営業マンにご案内頂いている「電気自動車 新型 リーフ」をようやく試乗しました。
金曜日夜に借り受け、土曜日の朝から日曜日にかけて1泊2日、総走行距離200㎞弱、栃木県佐野市秋山で有機農業を営む
親せき宅へのプチ旅行です。
正直なところ、電気自動車新型リーフは2代目ですが、万人受けするデザインに変った以外は違いを感じず、
初代リーフほどの注目度が無いなぁ~と思っていました… （笑）
電気自動車の時代はもう少し先だろう… とも。
自分が電気自動車のブレイクがまだ先と思ったのは、以下の理由から。
①価格の高さ
まだまだ高いです。新型リーフでざっと450万円。 殆ど電池代。ここ10年で1/4の価格になったといわれますが…
下取りも低いです。先代の初期型リーフの下取りは10万円台とも。
②走行可能距離の短さ＆充電時間
カタログスペックでは400㎞走行可能だそうですが…
実際には空調などを使うので距離は伸びず、150㎞ちょっと位で充電したくなります。
残量40％位になって、1回30分間の（誤）休息充電？！⇒（正）急速充電 すると、70％台に回復する感じです。
地方のディーラーではコーヒー頂きながらのちょっとした休憩タイムですが、都市部では肩身が狭いかも（笑）
③製造時の環境への負荷 ＆ 総合的なエネルギー変換効率
現状、日本の発電は殆どが火力発電所によるもの。その他には自然エネルギー由来 (風力･太陽光･水力）、原子力など
(以下、いろいろな勢力の権利関係があり、全ての情報が正確な分析に基づくとは思いません）
電気自動車は多量のバッテリーを使うので製造時にガソリン車のざっと2倍のCO2排出する?!
希少金属使用に伴う環境汚染。中国などでは有毒金属を含む廃液で公害問題も。
もうひとつの選択肢:水素燃料電池自動車は製造やインフラのコストや安全性確保や容器寿命など、問題が山積。
ところが、実際に乗ってみると電気自動車の時代はもうすぐそこに来ていると感じます。
この新型リーフは、新しいデザイン、よりハイパワーなモーター、より長い走行可能距離、だけ ではありません。
①何より感銘を受けたのはその加速（出足）の良さです。
（ガソリンエンジンはエンジン回転の上昇に伴い、トルク（押し出す力）もアップしますが、
電気自動車のモーターは動き始めがいちばんトルクが大きくそこからだんだんと小さくなってゆきます。）
街の中での普段使いではR32~34GT-Rでは勝負にならない位のパワフルさを備えています。
ぐんぐんと背中に感じるトルク（加速の力強さ）は病みつきになりそう。
②運転が楽しい! eペダル
ブレーキペダルを使わずにアクセルひとつで運転できます。カーブでの加減速も意のまま。
運転好きドライバーの吟線に触れます。
③静粛性＆乗り心地＆ハンドリング
ハイブリッド車のようにスルスル～と始まった静かな加速がずっと続きます。
また、床下バッテリーの重さ＆低重心により乗り心地＆ハンドリングもなかなかのものです。
④運転支援装置（一種の自動運転）プロパイロット
信じ切ってはいけませんが、前車追従や車線内逸脱防止ハンドリング、自動駐車など。 楽しめました。
良い点、悪い点、いろいろありますが… 正直なところ、電気自動車にすっかり魅了されてしまいました。
半分電気自動車?!の e-powerノート はガソリンエンジンで発電しながら走るので充分に電気自動車の魅力を味わえ、
航続距離の心配も不要。 とても現実的な選択肢（オススメ）で～す。
あれ？！ リーフの話がいつの間にかe-powerノートになってしまいましたね。（笑）
電気自動車の時代はそう遠くない未来にあると感じました。
